MV7は本当に貴重なUSB接続で使えるダイナミックマイク!
※このマイクには、ノイズ対策機能など最新の技術を搭載した新型が発売されています。新型のマイクの情報をご覧になりたい方はこちらの記事をご覧ください
当ブログではこれまでずっと、マイク選び初心者の方が、お仕事でもオフの交流でも使いやすいマイクを選ぶためのお手伝いをしたいという気持ちで、マイクのご紹介をしてきました。
そのためにUSBでパソコンにつなげばすぐ使えるマイクを中心に、ご紹介してきています。
ただUSB接続で使えるマイクのほとんどは、コンデンサーマイクと呼ばれる種類のマイクです。
コンデンサーマイクにはもちろん「音をよく拾う」という良い面があるのですが、言い方を変えれば環境次第では「ノイズも含めて音を拾いすぎる」ということにもなります。
そしてまた、価格の面もピンからキリまで本当に幅広く、選ぶのも難しいのではないでしょうか。
ここでもし、
・コンデンサーマイクよりも周囲の環境音を拾いにくくて
・コンデンサーマイクより壊れにくくて
・USB接続で使えて
・さらに音質も負けず劣らずでよいマイク
があるなら…。
これまでと違う形でオススメできるんじゃないかな…と、思うわけです。
そんなマイクをお探しの方に今回ご紹介するのが、SHUREのMV7というダイナミックマイク。
私も現在、仕事やオフの交流ともにメインで使っているマイクです。
MV7の購入を決めたきっかけはやはり、環境音の拾い方での悩みがあったからでした。
それまでメインで使っていたHyperX QuadCast S も、ゲイン(マイクの感度)の調整をしながら使えていたのですが、ふとした時に周囲の音を拾っていることを通話相手から指摘される機会がありました。
性能のよいコンデンサーマイクだから仕方のないこと。
そう思っていたものの、やはり指摘されると気になるものです。
何か良い策はないかな…と色々探している中で、なんとUSB接続でも使えるダイナミックマイクがある!ということで、MV7を知りました。
実際に購入して使ってみて、ダイナミックマイクだからこその特徴やUSB接続とXLR接続それぞれの違いなど、様々な気付きがありました。
最終的には設定などをうまくやることで環境音の入り方も減ったと、通話相手からも高く評価してもらえたことで、現在の私のメインマイクがこれに決まりました。
そして同じように周囲の環境音が入ってしまうことに悩んでいた方へ、MV7をおすすめしたところ、
その方もお仕事やオンライン上での交流の場で、
「声がいいと褒められた」
「前に比べて通話中に聞き返されることが減った」
「同じマイクがほしいと言われることも増えてきた」
などなど、かなり高評価をもらえるようになったとのお声をいただきました。
MV7は、USB接続で直接パソコンにつないで使うこともできるし、オーディオインターフェースを導入してXLR接続することで、より高度な使い方をしていくこともできます。
ですから、マイクを使う生活に慣れてきてステップアップしてみたいと思う時にも、そのまま応用することも可能です。
初めて使う場合から、マイク選びで脱初心者の道を探している方も含めて、どちらにもおすすめできる高性能マイク。そんな魅力が詰まったMV7について、徹底解説していきます!
MV7の特徴ってなに?
さっそくですが、MV7の特徴を当ブログでおすすめしているHyperX QuadCast S と比較した表をご用意しました!
特徴を掴んでいただいたうえで、各項目について詳しくお話ししていこうと思います。
MV7 | QuadCast S | |
---|---|---|
本体色 | 黒、シルバー | 黒、白 |
接続方式 | ・USB端子 (USB/microB→A) (USB/microB→C) ・XLR端子 | USB端子 (USB/C→A) |
ミュートボタン | 〇 | 〇 |
指向性切替 | ・カーディオイド | ・カーディオイド ・無指向 ・双方向 ・ステレオ |
ポップフィルター | 〇 | 〇(内蔵) |
マイク照明効果 | × | 変更可能 |
マイクスタンド | × ※スタンド付き別途あり | 〇 |
ショックマウント | 〇 | 〇 |
ゲイン調整 | 〇 | 〇 |
モニタリング音量調整 | 〇 | × |
マウントアダプタ | 3/8または5/8インチに対応 | |
高さ | 16.4cm | 25cm |
重量 ※MV7はケーブルを除く重量 ※QuadCastはUSBケーブル込 | 総重量:550g | マイク:254g 付属部:360g 総重量:710g |
今回ご紹介するMV7は、ダイナミックマイクと呼ばれるマイクに分類される製品です。
ダイナミックマイクの特長を簡単に言えば、
メリットとしては
・コンデンサーマイクよりも周囲の雑音を拾いにくい
・コンデンサーマイクよりも構造がシンプルで壊れにくい
・コンデンサーマイクよりも人の声を拾うのに向いている
一方でデメリットとしては、
・コンデンサーマイクよりも設置する際に必要な機器が多く、煩雑になりがち
・USB接続に対応しているマイクが非常に少ない(ほとんどがXLRケーブル接続)
などが挙げられます。
※ダイナミックマイクの特徴については、こちらの記事でもご紹介しています↓
ちなみに当ブログで多くご紹介しているHyperXシリーズのマイクは、コンデンサーマイクと呼ばれる製品です。
コンデンサーマイクは構造が少し複雑で、微かな音も拾えるような繊細さがある一方、実は湿気や衝撃が苦手という弱点があります。
また繊細に高音質に音を拾えるということは、収録環境などマイクを使う部屋の状態にも左右される程度が大きくなります。
ダイナミックマイクは感度が程よく抑えられるので、そうした影響も減らすことができます。
そしてMV7の最大の特徴は、ダイナミックマイクのメリットを生かしながらも、USB接続でも使えるという点にあります!
どうしてUSB接続で使えるかというと…
MV7はマイク内部にオーディオインターフェースとして機能する部品が、最初から組み込まれているからです!
これによって、ほとんどのダイナミックマイクではオーディオインターフェースで制御している機能について、USB接続で使用することでマイク1つでコントロールできるようになっているのです。
USB接続が可能なため、
・マイクを購入したらその日から他に接続機器やケーブルを用意することなく使えます。
・調べる手間も追加の購入費用も必要ないのに、ちゃんと高音質で話し声やボーカル収録に向いているマイクです。
そんな、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクのイイとこ取りを実現したようなマイクが、MV7なのです!
実際の収録音声を比較!
最初に言っておきます。
MV7の音、良いです!
ここでは当ブログサイトでオススメしているHyperXシリーズの上位機種、QuadCast S で収録したものと比較をしてみようと思います!
※音ヘッドホンでお聴きいただくことをおすすめしますが、音量にはご注意ください。
※QuadCastの音声のほうが大きく感じると思いますが、できるだけ収録の条件を整えるようにしています。
※MV7については、マイクのゲイン(感度)調整は自動調整で収録しています。
はじめに、QuadCast S のほうからお聴きください。
HyperX QuadCast S
・正面から話した場合の音声
・側面および後方から話した場合と、キーボードの打鍵音
続いてMV7の音声をお聴きください
SHURE MV7
・正面から話した場合の音声
・側面および後方から話した場合と、キーボードの打鍵音
いかがでしょうか!
QuadCast S と比べてみても、MV7のほうが全体的に落ち着いていて、側方や後方の音やキーボードの打鍵音も拾いにくくなっているように感じませんか?
もちろんQuadCast S のほうも、感度の調整次第で十分良い音になりますので、どちらかが劣っているというわけではありません。両製品ともに音質は高いレベルだと思います。
MV7のマイク本体でコントロールできること
MV7のマイク本体でできることは、次のようなものがあります。
・音声ミュートボタン
・ゲイン(マイク感度)調整
・モニタリング用のヘッドホン音量調整
・モニタリング中のマイク音量/ヘッドホン音量の比率調整
・各設定のロック
これらの調整については、マイク上部にあるタッチパネルとランプ表示で確認することができます。
ここからは各機能の使い方について、ご説明していきます。
※上記の機能はMV7をUSB接続で使った場合にのみ使える機能です!
XLR接続で使用する場合には反応しませんので、接続するオーディオインターフェース側で制御する必要がありますので注意してください!
音声ミュートボタン
音声ミュートボタンは、押すことで一気にマイク音声を消すことができる機能です。
とっさの時に便利なこの機能は、マイク上にあるマイクに斜線の入ったアイコンのパネルを押すと使えます。
音声ミュートボタンがオンになっている場合は、写真のように赤いランプが点灯します。
もう一度押すとランプが消えるので、オンかオフかはわかりやすいですね。
HyperXシリーズの音声ミュートボタンは、ボタンに触れるか触れないかの距離でも反応してくれましたが、MV7のミュートボタンはパネルをある程度しっかり押す必要があります。
またパネルの位置がショックマウントの固定部付近にあるため、マイクの使用角度次第では少々押しにくくなる場合があるかもしれません。
このあたりは、利用される際によくご注意ください。
ゲイン調整
マイクが音を拾う感度をコントロールするゲイン調整は、ランプ表示の上にある+-と…の破線表示になっているタッチパネル部分で行うことができます。
ゲインの表示は緑色のランプがついています。
この表示部分を直接指で触れながら+側になぞっていくと感度が上がり、-側になぞっていけば感度を下げることができます。
ゲイン調整のタッチパネル操作は、一度で一気に上がっりきったり下がりきったりはしません。
感度の下がった状態から上げようと思うと、-側から+側へ指をなぞる操作を何度か繰り返す必要があります。
このときゲイン調整が何dBに設定されているかについては、表示上はランプの数でしかわかりませんが、パソコンにつないでいる場合には、このマイクの製造メーカーであるSHUREが公式に出している「Shure Plus MOTIV」というソフトをインストールすることで、現在何dBの設定になっているかを数字で知ることができます。
モニタリング用ヘッドホン音量調整
MV7はマイク底部にヘッドホンジャックがあるので、そちらにヘッドホンやイヤホンを差し込んで使うことが出来ます。
左下が3.5mmステレオミニジャックの差込口です。
こちらにヘッドホンやイヤホンの端子を差し込むことで、マイクが拾っている自分の音声を、ヘッドホンで聴くことができます。
モニタリングの機能は、会話よりも音楽の収録などのほうが使われることは多いかもしれません。
ただ、オンラインで会議する際などイヤホンをしているときには、自分の声が聴こえたほうが意外と話しやすいこともあります。
ゲイン調整とモニタリング用との切り替えは、マイクとヘッドホンのアイコンが描かれたパネルを押すことで切り替わります。
こちらのパネルを押して、ランプがオレンジ色に切り替わっていれば、モニタリング音量の表示モードです。
モニタリングの音量の上げ下げは、先ほどのゲイン調整と同じです。
タッチパネルを指でなぞって調整していきます。
モニタリング中のマイク音量/ヘッドホン音量比の調整
モニタリング中にマイクが拾う音量と、ヘッドホンから流れてくる音量との比率を調整することができます。
マイクをパソコンにつなげている場合、例えばパソコン上で動画を再生していたり音楽などを流しているときには、ヘッドホンからはマイクが拾った音とパソコン上の音、両方が入ってくることになります。
そんなとき、自分のヘッドホンから出る音の比率を変えることで、たとえばパソコン上の音をできる限り小さくした状態で自分の話している声をしっかり拾ったり、あるいは逆にパソコンで流れている音のほうを大きく拾いたい…という状況に対応していくなどの調整ができます。
こちらの切り替えは、ゲイン調整とモニタリング音量調整のタッチパネルを数秒長押しすることで切り替えることができます。
切り替わるとこのように、オレンジのランプと緑のランプが両方点灯している状態になります。
この表示になっている状態で、タッチパネルの+あるいは-へなぞっていくと、
・緑が多くなればマイク側の音量が増え、ヘッドホン側の音量が減る
・オレンジが多くなればヘッドホンの音量が増え、マイクを通して聴こえる自分の声は小さくなる
という形でコントロールすることができます。
この機能でヘッドホン側の音量を上げたとしても、あくまで自分のヘッドホンで聴こえる自分の声が小さくなっているだけで、実際にマイクを通じて相手に聴こえる音量には変化がありません。
ゲイン調整だと相手が聴き取る音まで小さくなってしまいますので、この点が便利な調整機能ですね。
各設定のロック
ここまでゲイン調整やモニタリング音量など、いくつかの操作をしてきましたが、これらの機能をうっかり動かしてしまって再調整するのは面倒…という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな心配も、設定にロックをかけることで、もしうっかりタッチパネルに触れてしまっても設定が動かないようにすることができます。
ロック機能をオンにするには、音声ミュートのパネルとゲイン/モニタリング切り替えのパネルを同時押ししながら数秒待ちます。
鍵のマークの下のランプが赤く点灯したら、ロック機能がオンになっています。
ロックを解除する場合も同様の操作でオフにすることができます。
MV7のオートレベルモード
ここまでマイクの調整操作について説明してきましたが、MV7は専用ソフトを起動することで、ゲイン調整などの各種設定を自動で調整してくれるオートレベルモードがあります!
オートレベルモードは、専用ソフト『Shure Plus MOTIV』を使うことで実施できます。
Shure Plus MOTIVでは、簡単な項目にチェックを入れたり、ゲージを操作するだけで、マイクに設定が反映されます。
表示も日本語に設定できるので、安心してください。
マイクが口元に近い場所にある場合は「ニア」
マイクが口元から遠い場所にある場合は「ファー」
を選択することで、自動でゲイン調整を行ってくれます!
ファーに設定すると、マイクからけっこう離れた距離で話しても音をしっかりと拾ってくれます。
・ニアに設定した場合
・ファーに設定した場合
ニアの設定では、マイクから離れたときに確実に音が小さくなったのを感じられると思います。
一方でファーの場合、マイクに近いときは音が明らかに大きいのですが、20cmほど離れたときには程よい音量になるようキープしてくれていると思います。
また、ご自身の声のトーンを低めを中心にするか、高めに調整するか…などの選択もできます。(先ほどのボイスサンプルはナチュラルで設定していました)
こちらの設定では、「暗い」だと低音域をやや強めに…「明るい」だと高音域をやや強めに拾うようになります。
・声のトーンの設定による変化
私の声がもともと低めに合っているのか、明るいだとややノイズっぽさがでている気もしますが、ある程度の変化はお感じいただけたかと思います。
これらの設定内容はプリセットとして保存可能です。
最初オートレベルモードで使ってみてゲインが足りないと思ったら、マニュアルに切り替えて自分の好みに設定→保存して使っていく…という使い方も可能です。
オートレベルモードがオンになっている場合は、マイクのランプは緑色で1つずつ点灯・消灯が交互になっている表示になります。
MV7の弱点は?
ここまで各種設定についてお話ししてきましたが、一見すると完璧なようにも思えるMV7も、使用環境によっては弱点となる部分があります。
その注意点についてお話ししていきましょう。
音量が小さいと思われる可能性がある
まず初めに、ダイナミックマイクの1つの宿命でもあるのですが、コンデンサーマイクと比べた時に、音量が小さくなりがちという面があります。
マイクの入力感度は、ダイナミックマイクは特性上、コンデンサーマイクに劣る傾向があります。
そしてMV7自体も、製造メーカーさんが意図して出力が低めに作られた製品でもあるのです。
その分、周囲のノイズは拾いにくいという、長所と短所が裏表のような関係にあるわけですが、MV7はゲイン最大まで上げた場合でも、ご使用の環境によっては音量が足りない(お話しするお相手に、音声が小さいと感じられてしまう)可能性があります。
この点については、USB接続で使用する場合はパソコンの設定から調整するしかありません。
設定方法などはパソコンによって異なると思いますのでここでは省きますが、最大までゲインを上げても聴こえ方が改善されない場合には、別の手段を考えることになります。
XLRケーブルで使用している場合は、音声信号を増幅してくれるマイクプリアンプという機器を別途用意することで改善させることができます。
プリアンプは小型のものもあり、マイクとケーブルの間に直接差し込んで使うものなど様々です。
↑私が使用しているマイクプリアンプの使用例です。
小型でマイクとXLRケーブルの間に差し込んで使うタイプ。
なお、こうした音量の問題は製造メーカーさんにも届いていたようで、SHUREからもマイクプリアンプが発売されましたが、それなりのお値段ですのでご無理なさらずに…というのが正直な感想でした。
マイクスタンドもしくはマイクアームが必要
SHURE MV7には、そのままだとマイクスタンドが付属していないため、安定して使うことができません。
※画面でマイクスタンドのようにみえる部分は、マイクに伝わる振動を減らすショックマウントです。マイクスタンドではありません。
マイクスタンド付きとして発売されているものもあるので、購入時にマイクスタンドが必要な方は、そちらの製品を選ぶ必要があります。
マイクスタンドそのものは、マイクアームと同様に3/8インチまたは5/8インチに適合する取り付け部があれば使えるのですが、使いやすい形で設置できるかは事前によく確認していただく必要があります。
マイクスタンド付きの製品は、付属しないMV7よりも概ね3000円程度高くなっているようです。
音声ミュートボタンがUSB接続でしか使えない
こちらについては、USB接続のみで使っている場合には問題ないのですけれど、XLRケーブルで使おうと思った際にはちょっとした弱点になる方もあると思います。
ご使用のオーディオインターフェースにわかりやすく音声ミュートボタンがあればいいのですが、無い場合は対策できないことになります。
(私の場合ですが、ゲイン調整を最小まで下げてみても、音は少し聴こえてしまうそうです。)
物理的なミュートスイッチがあると助かったなぁと思う部分です。
費用の総額が高くなる
上記のように機器の設置が追加で必要となった場合、初期費用の総額が高くなってしまうのが弱点です。
もともとマイク自体の価格も、HyperX QuadCastより高額なのがMV7です。
そこにもし、マイクプリアンプやオーディオインターフェースなどの導入をしていくと、思った以上の出費になるケースも少なくありません。
マイクの音質自体は良いけれど、果たしてそこまで追求するかどうかで悩む…という方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
それでもMV7は、オススメのマイクです
見出しの文章でずばりですが、私個人としてはこのMV7、お金をかけてみる価値のある製品だと思います。
色々なマイク選びで悩んでは試し…をしてきましたが、MV7をメインに使うようになってから、声に関してお褒めの言葉をいただける機会は確実に増えたように思います。
またUSB接続からXLR接続で使用するように環境を変えた際にも、マイクそのものを変えずに調整していけたことは、利点でした。
なにより同じマイクをおすすめしてお使いいただいた方から、これまでご利用になったマイクのなかで一番良い評判をもらえている…というお話が聴けたことが、MV7をおすすめする一番の理由です。
後継機も発売されています!
現在、MV7の後継機としてMV7+という製品が発売されています!
USB接続で使用した場合ですが、これまで以上にノイズ低減や音質の向上をマイク機器側でコントロールしてくれるようになったとのこと。
MV7+は、MV7のときにマイクで様々な調整をしていたものは、音声ミュートを除いてすべてパソコン上のソフトで制御することになりました。
代わりに、ゲインのインジケーターがLEDライティングとして光らせることができるようになりました。
部分的な変更点ですが、MV7では基本的に地味だった…というのが気になる方には、お使いの際の気分も変わるかもしれません。
USB接続をメインでご利用になる方にとっては、より高音質でお使いいただけるMV7+も、ご検討いただくとよいかもしれません。
※SHUREから発売されているMV7シリーズのマイクには、このほかにMV7Xという、MV7よりひとまわり安い商品もあります。ただしこちらは、MV7シリーズでもUSB接続の機能を省略してXLR接続のみで使う商品です。
MV7Xはパソコンに直接つないで使うことができないのでご注意ください!
MV7シリーズの導入で、1人でも多くの方がよりクリアな音声発信ができるようになることを、楽しみにしています!